2023年度 日創研神奈川経営研究会 会長方針

六代目神奈川経営研究会会長として、二年目の年を迎えることになります。初年度は完全
リモートでの会運営となり残

念ではございますが、皆様のご尽力のおかげと心より御礼を申

し上げます。2020年の新型コロナウイルス感染症の拡大から早3年が経とうとしています。
経営研究会の活動も完全にリモート開催となってしまい、皆様とリアルでお会いしていたこ
とが懐かしくも思えます。早く皆様とお会いしてリアルで学びたい!沢山の経営談義をした
い!そう思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 この3年間は新型コロナウイルスの感染拡大から始まり、

ウクライナ問題、資材不足や資

材、燃料の高騰、急激なデジタル化、私たちを取り巻く経営環境は今までにない激動の時代となりました。そしてこれからも人手不足や最低賃金対策など様々な対策、準備をしなくてはならず、我々経営者はこの変化に対応しなくてはならないのです。このような時こそ自社の未来のために経営研究会で学び、経営革新をする機会と捉え、従来の考えから脱皮し
て、本格的な経営革新に力を注ぎ「自社の強みを活かした、本業の強みの強化策」に取り組まなくてはなりません。
 初年度も「魅力ある会、魅力ある会社を創ろう」というテーマで取り組んでまいりました。
2023年度も更なる神奈川経営研究会の活性化に努め、会員の皆様の業績が良くなる学びの機会を提供して参ります。我々経営者は愚直に学び続け、その学びを経営に活かすことで社風が良くなり、業績が良くなり魅力ある会社が創れる。魅力ある会社を築くことがこの学びの会である神奈川経営研究会の最大の魅力です。日創研経営研究会の理念である「共に学び、共に栄える」のもと、皆様が経営研究会で学びたい!学んでよかった!社風が良くなった!業績が良くなった!こうした歴史的な危機に際し、神奈川経営研究会の仲間全員とそんな喜びを分かち合いたい、その一念で皆さんと共に学び魅力ある会を築き上げていきます。
 2023年度はハイブリット例会の開催を進めて参りたいと思います。リモート化が進み、非常に便利になった一方で、会員同士のコミュニケーションの機会が少なくなり、情報交換や経営談義ができない期間が長期化されました。2023年はハイブリッド例会を推進し、皆様とのコミュニケーションの機会を増やし、更なる活性化と業績向上を目指してまいります。

研究テーマ
「魅力ある会、魅力ある会社を創ろう」
~ 活性化した魅力ある会を創り、共に学び業績を良くする ~
〈会長方針〉
1、委員会活動
の活性化(委員会参加率80%以上)

委員会の活性化がより魅力ある会につながります。神奈川経営研究会の学びの実践活動の最小単位で、委員会から生まれる共感は会全体の活性化につながります。また、副委員長を増強して積極的に関わり、委員会組織の機能を高めることで相互の関係性を高めさらに魅力ある活動にしてまいります。

2、例会の質の向上(例会出席率80%以上)
例例会は経営研究会にとって一番の商品であり、会員の皆様と共に学ぶ大切な時間です。例会事業案の質を高めることで、例会の学びの質を高め、経営に活かせる学びを最大限に提供してまいります。また、神奈川経営研究会の魅力でもある運営やおもてなしなどにも気を配り、質の高い例会運営を学び提供してまいります。

3、組織活性化、会員増強(神奈川モデル構築運営による会員100名体制の実現)
魅力ある会づくりには会員増強が必要不可欠です。新しい会員が増えることで情報量や学びの量が増え、更には会の会風も良くなると考えます。リモート開催も増え、コミュニケーションも取りずらい環境でありながら、入会規定も変更となり、入会のハードルが高くなったことも踏まえ、今後は会員拡大を仕組化する必要があります。そこで、今年度は愛媛経営研究会の成功事例、愛媛モデルを参考にしながら、神奈川モデルの構築を三役中心に推進いたします。企業で例えるなら、人材雇用難、人材不足の中で採用をどう進めていくのかが課題となりますが、会の会員拡大の仕組化を進めながら、更なる神奈川経営研究会の活性化を推進します。

4、増益経営の実践(増益経営100%・本部研修受講率50%以上、神奈川経営研究会から倒産企業を出さない!)
今後も経営環境は激変するのは間違いなく、経営革新が不可欠となります。これから起こりうる危機にも対応できる経営方針書の策定はもちろんのこと、コア・コンピタンス経営、これから加速するDXにおいての学び、更に、本年度は本部研修の受講についても積極的に推進し本部研修受講率50%以上を実現し会員企業の業績向上に努める。

5、公式教材の活用
2023年度は「理念と経営」経営者の会と神奈川経営研究会がコラボして、理念と経営の勉強会を積極推進してまいります。各委員会が各支部に所属して、委員会単位での理念と経営の経営者の会に参加し、共に学ぶ会風を醸成することで会の活性化を図る。苦しい時こそお互いに本音で討議し合い、企業活動、人財育成に活かして業績向上に活用い
ただく。そして会員同士のコミュニティーの場として活用していきます。


〈委員会の方向性〉
●経営理念委員会
会員の皆様に理念の重要性を訴え、変化する経営環境の中で自社の存在価値や使命を明確にし、さらに現在は経営理念でも機能性を訴求していく時代で、機能性を訴求した経営理念の確立、再構築、社内への浸透をテーマにした活動を進め、社風の醸成や戦略との一貫性を図るための委員会活動及び例会の開催。

●経営戦略委員会
変化し続ける環境の中で
、商品やサービス、売り方と大きな変化を遂げ、今までのやり方では厳しい時代となり、方針で述べさせていただきましたが、本格的な経営革新に力を注ぎ「自社の強みを活かした、本業の強みの強化策」に取り組まなくてはなりません。ビジネスモデルを変革、イノベーション研究する委員会活動及び例会を開催。

●経営計画策定委員会
経営計画書の作成及びブラッシュアップについて研究する。未作成の方々を積極的に巻き込みながら、積極的に勉強会等を開催して経営計画書の策定を進めていきます。経営者のみが学ぶのではなく、幹部社員さんと一丸となって取り組める活動を進める。

●人財育成委員会
経営者、幹部、社員さんが三位一体となった経営を目指すことが魅力ある会社創りには欠かせません。経営理念を軸に
した共通の健全な価値観を醸成できる人財育成を学びます。社員さんを巻き込んだ学びができる委員会、例会の開催。

●組織活性化委員会
リモート時代における会員同士のコミュニケーションのあり方、SNSを活用したゲストの集客方法、会員拡大の仕組づくりを構築し、未来の神奈川経営研究会の活性化に向けた活動を進める。人材不足、採用難にある昨今の環境の中、この仕組み構築を進める上で、企業採用の方法、集客の仕組みについての学びをする。

●DX経営革新委員会
2022年度はDXとは何か?何をすれば良いのか?とDXの基礎的な部分について学んでまいりました。2023年度は中小企業が取り組むべきDXを学び、会員企業が導入し業績向上ができ
る学びをしていきます。ステップアップしDXを活用して成功している企業事例やDXの応用を学び自社に活用できるDXを研究していきます。

定量目標
1 委員会出席率80%以上
2 例会出席率80%以上
3 本部研修受講率50%以上
4 会員増益経営100%・会員企業生存率100%
5 会員拡大目標100名