日創研 神奈川経営研究会

~理念・使命に立ち返り 新たな価値を三位一体で創造~

会長方針

2020年日創研神奈川経営研究会 会長方針

「Back to the Source」

~原点回帰~
神奈川経営研究会 会長 工藤桂一

神奈川経営研究会も節目の10年を迎えます。2019年には全国大会の主管、そして2021年には神奈川西経営研究会の分封と、この10年で大きく成長してまいりました。このような会に成長発展してこられたのも、歴代会長をはじめ、会員の皆様一人ひとりのご尽力とご協力のおかげです。本当にありがとうございます。
 私は、2002年12月、父の会社の倒産を契機に起業しました。起業当初は仕事がほとんどなく、立ち上げを支えてくれた父の会社の社員さんたちと一緒に汗を流し、目の前の仕事だけを一所懸命取り組む毎日でした。幸運にも1年目から黒字になり、創業4年目には「経営なんて簡単だ!なんで父は倒産たんだろう?」と、若気の至りとはいえ、完全に天狗になっていた時期がありました。仕事に対するやりがいも見いだせず、つまらない毎日を送っていました。そんな時、高校時代の友人の紹介でSAを受講、身勝手で自分のことばかりを考えてきた自分に対する怒りと創業メンバーへのお詫びの気持ちと感謝の気持ちを初めて心の底から感じることができました。「この仲間と一緒に幸せになりたい!」それが私の原点です。SA以来、今日まで多くの不安に駆られながらも、本部研修や例会、委員会に参加し、勉強を続け、少しでも自分らしい経営ができるように頑張っています。皆さんにも私と同じように経営研究会に入会したときの原点(念い)があるはずです。経営研究会の仲間と互いに手を取り支えあいながら、経営に関する学びを継続し、皆さん一人ひとりの原点に立ち返る1年にしていきましょう。
 「過去50年、オイルショック、円高ショック、バブルの崩壊やリーマンショックなど、様々な激変がありましたが、最も深刻なのがこれからの時代である。私たち中小企業は、今までにない二極化が進んで行く!」と田舞本部会長は危機感を訴えています。私たち中小企業を取り巻く環境は、働き方改革や人手不足の問題だけでなく、大手企業の再編やニューテクノロジーによるビジネスモデル革新によって激変し、私たちがコツコツと努力をして積み上げてきたものを一瞬でのみ込んでしまいます。さらに、2025年問題も非常に深刻な問題で、事業承継問題を含めて、縮小する国内市場で勝ち抜けるのはわずかな企業になるといわれています。原点に立ち返り、コア・コンピタンスを武器に、経営革新(イノベーション)をした企業しか生き残れない、目先の利益よりも未来の逸失利益にフォーカスした経営をしなければ、生き残れない!そんな厳しい時代がすぐそこに来ています。
 さて、2020年度は「Back to the Source」~原点回帰~を活動理念とし、会運営の判断基準とするとともに、年度方針として、「挑戦」~未来を切り開く~を掲げました。自らの原点に帰り学びを継続すれば、自分の成長が自分の歓びとなり、社員さんの歓びにつながり、自分の幸せが社員さんの幸せにつながり、自分の夢が社員さんの夢とつながり、会社にフローが起こってきます。そして、自社だけでなく、業界や地域社会、日本国内、更には地球全体への貢献という成果をつくりだせるようになると私は信じています。原点回帰し、未来を切り開く挑戦の一歩が踏み出せる一年にしてまいります。
 「原点回帰」「イノベーション」「コア・コンピタンス経営」、この3つの柱で会員企業「真の黒字化100%」を引き続き目指してまいります。また、真の黒字化100%のために、今年度は経営計画書の作成率100%を目指してまいります。私を中心に、三役が経営計画特別勉強会を開催し、まだ作ったことのない会員に寄り添った勉強会を開催し、経営計画書の作成を手助けしていきます。
 また、今年度は委員会活動の活性化にも力を入れていきます。良い社風(会風)をつくるためには、小集団の活性化が重要です。経営研究会での委員会活動の活性化を通じ、自社の活性化へつなげ、良い社風をつくり上げる成功体験を共にしていきましょう。そのためにも、委員会内で互いに自己開示とフィードバックが行える環境づくりをしてまいります。
 さらに、2021年の神奈川西経営研究会発足に向け、準備室を設置するとともに、会員の皆様からのご意見やご質問に対し、丁寧にお答えしながら、分封準備を加速させます。近くで学べる、それに勝るものはありません。神奈川西部、県央の会員さんの学びやすい環境づくりをして参ります。
 経営研究会は可能思考教育修了者の継続的な学びを支援する目的で発足しました。私を先頭に、学び続ける会づくりを行い、会員の皆さんの入会した目的が達成できるよう、背中を押してまいります。

【会長方針】
1.黒字率100%を達成する!
 2019年7月に実施した業績アンケートによると、会員の黒字率は86.7%と前年度に比べ9.2%上昇しました。今年度も昨年に引き続き、会員企業の黒字率100%の達成を最優先事項とします。そのために、本部研修(可能思考教育以外)への参加交通費助成を行うと共に、経営計画書の作成率を69.4%(2017年7月現在)から100%に向上させるため、三役による経営計画特別勉強会の開催し、未作成者に作成のフォローを経営計画委員会と共に行ってまいります。

2.委員会活動の活性化を通じ、良い社風づくりを学ぶ!
 会の活性化は、委員会の活性化から始まります。委員会という小集団活動を通じ、仲間の成功事例や問題課題を開示しあい、アドバイスをしあうことで、仲間との信頼関係や絆が生まれます。会員同士の本音のコミュニケーションを通じ、会の活性化を図るとともに、自社の良い社風づくりを学び、実践していきます。
3.神奈川西経営研究会の分封準備を行う!
 神奈川西部、県央の会員さんが近くで学べる神奈川西経営研究会設立のため、分封準備室を設置いたします。また、分封に関する意見を全会員さんから頂く機会を設けます。神奈川県は東西に広く、移動時間だけでも相当な時間を要する会員さんがいるのが実態です。神奈川の分封に踏み切ることで、移動にかける時間が減るだけでなく、理事などの役職を経験する機会が増大します。理事会や委員会の運営を通じて、組織運営やモチベーションUPを実践しながら学ぶ機会を増やします。(会員の増強130名【K130プロジェクト】)
4.学びの継続の促進する!
 経営研究会は、可能思考PSVまでを受講した方が、学び続ける目的で発足しました。可能思考教育を受講していない会員さんには、PSVまでの可能思考教育、心身上の理由で受講のできない会員さんは可能思考マネージングの受講促進を行ってまいります。また、会員さん一人ひとりが入会した目的を達成するためには、自らが学び続け、それを自社で実践し続けることしかありません。SA・PSVの再受講(アドバイザー含む)、本部職能研修の受講促進に加え、神奈川経営研究会全体に発信し、本部研修の同時参加を実施します。(SA[可能思考マネージング含む]修了率100%)
☆ビジネスSAへの参加動員(SA研修再受講への参加動員)
5.数値目標
 (1)会員黒字率 100% (2)会員総数 130名 (3)全国大会in香川参加者数 40名 
(4)全国経営発表in大阪参加者数 45名(発表者15名+オブザーブ30名) (5)特別研修参加者数 20名
(6)経営計画書作成率 100% (7)例会出席率 80% (8)理事会出席率 100%(監事・相談役含む)
(9)総会出席率 70% (10)委員会出席率 80%

【委員会の方向性】
★共通事項:
①全委員長さんは、委員会開催時に『13の徳目』朝礼の実施と『理念と経営』を用いたディスカッション(委員会毎の学ぶ内容に沿った設問を委員長さんが作成)をプログラム内に入れ、活動を行ってください。
②監事・相談役も委員会に所属し、会員全員で学びを継続していきます。
●経営理念委員会:
自社の存在価値や使命を明確にし、経営理念(体系)の構築、再構築、社内への浸透を図るための委員会活動の実施。経営理念に関する例会の開催。
●経営戦略委員会:
コアコンピタンス経営や5年~10年先を見据えた経営革新によるビジネスモデルの変革について研究する委員会活動の実施。コアコンピタンス経営やビジネスモデルの変革に関する例会の開催。
●業績アップ委員会:
業績アップ研修や営業スキルアップ研修での学びを実践し、互いにフォローしあい、収益構造の変革を図るための委員会活動の実施。業績アップに関する例会の開催。
●経営計画策定委員会:
経営計画書の作成、ブラッシュアップ及び計画実践について研究する委員会活動の実施。経営計画プレ発表例会の開催と全国経営発表大会in大阪への参加推進。
●マーケティング委員会:
顧客視点に立ち、自然と売れる仕組(売れ続ける仕組)づくりや中小企業に効果的なマーケティングについて研究する委員会活動の実施。マーケティング(ブランディング)に関する例会の開催。
●人財育成委員会:
社員さん一人ひとりの個性が尊重された人財育成、マネジメントコーチング、13の徳目朝礼、社風をよくするための施策等について研究する委員会活動の実施と例会の開催。13の徳目朝礼ブロック大会への参加。
●ビジネスモデル研究委員会:
世の中に存在する「事業で収益を上げるための仕組み」=ビジネスモデルを研究し、自社のビジネスモデルをいかにして変革するかを研究する委員会活動の実践。新しいビジネスモデルを創出した経営者等を招いた例会の開催。
●会員拡大委員会:
神奈川西分封に向け、新入会員さんの増強と共に既存会員さんのロイヤリティアップに関する委員会活動の実施。新入会員さんの動員を主力に置いた例会の開催。
★三役例会でのテーマ
①講師例会 ②田舞本部会長全国同時例会 ③会長経営発表