経営研究会発足時の思い
日創研経営研究会設立の構想は、今から19年前。田舞会長が、多くの方々に相談されながら時間をかけて温め続け、1994年8月22日、全国から約180名が集まって経営研究会発起人会が開催されました。第1回本部理事会が開催される予定だったのは1995年1月17日。未明に襲った阪神淡路大震災によって急遽中止となり、2月9日に延期されました。被害から復旧していないにも関わらず開催されたのは、「日創研の研修を受けて一時的に学んだだけではなく、何らかの形でフォローしながら継続的に学び続ける団体を作らなければならない」という田舞会長の使命感によるもの。田舞会長ご自身も大変な被害に遭われた中で、全国39会、会員750名でスタートという波乱の幕開けとなりました。
それから19年。経営研究会は全国58会、会員数は4,000名を超えました。
今日の経営研究会があるのも、震災という逆境の中、利他の精神で設立にご尽力いただいた発起人の皆様のおかげです。
日創研経営研究会の強みは、会員のほとんどが可能思考研修を受けているということ。素直に自社の欠点を赤裸々に発表し、そのことで謙虚にアドバイスを受ける体質になっています。
経営研究会の存在理由は、地域に認められる強くて良い会社を作ることです。「人財格差が業績を左右する」と言われている淘汰の時代だからこそ、人財育成をして業績をアップしなければなりません。「よい社風を築き、業績を伸ばしたい」という中小企業の活性化のため、経営研究会発足時の思いを胸に、「1つの理念・2つの目的・3つの誓い」を前向きに啓発しています。
1994年8月31日に送られた旭川経営研究会(認証番号第1号)工藤哲男初代会長宛ての田舞会長の手紙。経営研究会発起人会出席のお礼と思いが綴られる。工藤元会長のご厚意により、19年の時を経て公開。保存状態からも、この手紙に対する工藤元会長の誇りが感じられる。
沿革
1994年8月
日創研経営研究会発起人会開催 参加者180名
1994年11月
日創研経営研究会創立 39会認証委嘱 750名
1995年2月
第1回本部理事会開催
1995年11月
第1回全国経営発表大会開催
1996年7月
第1回ディベート大会開催 参加32経営研究会
優勝 京都経営研究会
2000年1月
会員数 1,776名
2003年1月
会員数 2,053名
2006年9月
第1回特別研修開催
2007年9月
第11回ディベート大会をもって終了 参加45経営研究会
優勝 広島西経営研究会
2010年1月
会員数 2,868名
プロジェクト4000始動
2011年1月
会員数 3,236名
2011年3月
神奈川経営研究会委嘱54会
2011年5月
名古屋全国大会にて 第1回13の徳目朝礼全国大会開催!
2011年11月
姫路経営研究会委嘱55会
2012年8月
会員数 4,000名突破
2013年9月
委嘱 58会